オソメジッケと女小屋の森へ、水芭蕉開花状況

女将

2017年04月26日 11:42

きのうは晴れ、標高1400m 朝の気温は2度、風が冷たくて着る服に迷いました

朝は寒く感じても、歩いたら絶対に暑くなると、確信し、アウターは着ない事に

水芭蕉観賞ルートの案内ラミネート、その設置作業でした
お客様が迷わず、廻れますように
ゴールデンウィークに入る前に行うこの作業、毎年恒例となりました。

いつもは参加者全員で同じ場所からスタートして行くところを
今年はSTARTとGOAL(ん?どっちがどっち?)、順行と逆行
2つのグループに分かれて行き、真ん中あたりで合流

ココでは、ネイチャープラザの駐車場からSTARTする順行組の様子をご紹介します

旦那さんたちも参加してくれて、か弱い女将さんたちにとっては心強い存在です

ラミネートの設置個所を特定する人、ラミネートを取り付ける人、歩行の妨げになる枝をはらったり雪かきをする人 などなど役割分担して進みます
みんな慣れたものです

ネイチャープラザからキャンプ場までは、全く雪がありません。

でも、案の定 です
キャンプ場からはご覧の通りです


冬期閉鎖されていたキャンプ場のトイレは、再開するための水の作業が行われていたので、近日中にはご利用頂けるのでは、と思います。

散策ルートを進み、危険なところは、雪を除去していきます


そうかと思うと、女小屋の森へ入ると、雪が全くない区間もあります。


女小屋の森の木道脇では、雪解けしたところから小さな水芭蕉たちが既に咲いていました

株数も少なく、大きさもまだまだ小さく、白い苞も小振りでスリムです

そして観賞ルートで一番の難所がココ周辺一帯です

女小屋の森 木道を外れてオソメジッケへ向かう分岐のところです。

木道から降りてせせらぎを渡る橋では、落ちないように充分注意が必要です。

その先は、歩く雪面が平でなく足元が不安定で滑りやすくなっているので
更に注意が必要です。


今は雪がいっぱいですが、雪の下には、今か今かと出番を待っている
ピンクの可愛いショウジョウバカマたちが沢山いますょ

きのうはまだ姿がありませんでしが、その先のせせらぎでは、黄色いリュウキンカが咲きます

気を付けて足を進めて、林を抜けると、平原に出ます。
女小屋の森と、オソメジッケからの合流点です。


この平原をわらび平と言います。
乗鞍岳の展望が素晴らしく、大の字で寝ころびたくなるところです
テレビコマーシャルの撮影にも使われた場所です


逆行組と、ちょうどココで合流し、お茶タイム&集合写真

本日の作業も終了し、みんな笑顔いっぱい!元気いっぱい!

合流後は、自分が来たルートを戻る人、そのまま進む人、それぞれに

女将はそのまま進み、気になるオソメジッケの中へ
咲いていました~

赤茶色の土壌から咲く光景は、他の群生地とは違った趣があります。

そばで、ショウジョウバカマも発見


女小屋の森よりも、オソメジッケの水芭蕉たちのほうが開花が少しだけ進んでいるようです。

いずれにしても、ゴールデンウィークには、今よりも開花が進み
沢山の水芭蕉たちに会えるのではないでしょうか

今日ご紹介したこのルートは、少し迷いやすいため案内ラミネートを付けています。

迷うかも? そんな方にも安心
大好評、今年もガイドツアーも開催致しますので、是非!一の瀬奥地で咲いている水芭蕉たちに会いに来て下さいね。





ご案内
きょうご紹介したルートは、現在、積雪もあり足元がかなり不安定となっています。
また、元々湿地帯であり、これからは雪解け水などで、水の中やぬかるみを
歩くことになりますので、長靴は必須アイテムです
 ※観光案内所にて長靴の無料レンタルがありますが、サイズが限られています。


今年も元気に咲き始めている水芭蕉たちに会えて、ホッ
このあとオソメ池の横を通り、大カエデ入口ゲートに出て帰りました

写真はオソメ池、新緑のころミツガシワが咲きますょ



尚、大カエデ入口ゲート横にあるスーパー林道A区間(旧奈川村黒川渡~乗鞍高原鈴蘭)
4月28日(金)午後3時~開通予定です。



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