乗鞍に移住しちゃいました!体験談①

女将

2018年02月13日 15:00

のりくら高原は四季の美しい自然あふれる所です。
ここに移住された方に、なぜのりくら高原だったのか聞いてみました。

記念する第1回目は、のりくら高原でかなり有名な外国の方
セツ・マカリスター(Seth McAllister)さんです。
セツさんは、のりくら観光協会公式HPのデザイン管理やFacebookページの管理などをしていただいてます。

セツさんのプロフィール

年齢  36才
出身 アメリカのオレゴン州 人口7000人の美しい自然の広がる観光地で林檎畑も多くある農業地域でもある
移住歴  13年
家族構成 アメリカ人の奥様とお子さん5人、10歳の男子を筆頭に下は2才の女子まで5人
職業 アウトドアガイドや英語の教師を経て 「マカリスター考務店」経営・ファシリテーター&クリエーター


さて、オレゴン州の一青年がなぜのりくら高原を知ることになったのでしょう?
宣教師のビザを取り日本に来た時、松本市にある協会の息子さんダンさんと知り合い、連れてこられたそうです。

始めてきたのりくらの印象は?
美しい自然が豊かで、出身地のオレゴン州に似ている。

のりくら高原に住んで困ったことは?
初めは日本語が話せなく、コミュニケーションが取れなかったこと。
のりくら高原に滞在 3日目くらいにコーヒーが飲みたくなり近くの喫茶店に入り、そこの娘さんと知り合い、英語を教える代わりに、日本語を教えてもらった。
:セツさんは、日本語が堪能で、女将が普段使わない言葉を使ったりしてびっくりします。

よく寒さは大丈夫か?とか、病院まで時間がかかるけど大丈夫か?など聞かれますが、それは、住む決心をした時に覚悟しました。
今は、慣れたものでそれなりに生活しています。特に寒さを楽しんでます。



移住を決めた理由
1 のりくら高原が好きだからです。
のりくら高原に2年住んだ後、結婚して2年岐阜県の市内に住んだことがありますが、良くのりくらに遊びに来ていました。スノーボードをしたり、サイクリングしたり、登山をしたり・・・、そしてやはり、のりくらに戻ってきました。

セツさんはお父さん転勤のため引っ越しが多く、人生の中でこれだけ長く1カ所に住んでいるのは珍しいそうです。それだけ愛着があるそうです。)

2 オレゴンでは州を挙げて広告宣伝をしているのが当たり前で、のりくら高原に来てこれだけの自然をアピールしないのはもったいない。その手伝いをしながら、自然を守っていきたいです。


一番好きなのりくら高原は?
季節によって違うので、季節ごとに
 善五郎の入口の新緑の林を下から見上げること
 スキー場から見る乗鞍岳 下から高原を見上げること
 位ヶ原山荘近辺の紅葉の中にいること
 スキー場 兎待ちコースや林間コースなど林の中を滑ること
美しいところを見て写真を撮ることも好きですが、自然の中にいると感じることが好きです。


セツさんの人生目標は
「個人・チーム・ビジネスに「WHY」『存在している理由』を見つけ、その中のGIFTを世界に届けるサポート」だそうですが、最後に一言

のりくら高原の中で生活していて、私が自然の中から受け取ったGIFTは、人と人とのつながりや、豊かな想像力を育むことでした。

来日した当初は、素敵な自然の中で生活しているのに、地元の人が自然を生かせてないのではないかと感じていました。
しかし、それは違っていて、自分はスキーやMTBなどスポーツを通して自然を楽しんでいましたが、地元の人は違うフィールドで自然を利用していました。キノコ採りや山菜取りなど生活の中で自然を取り込んでいました。
自然が好きな自分も、まだまだ知らないことが多くあり、もっと教えてもらって、それを広く皆さんに伝えていきたい。
もっとのりくら高原を知って、のりくら高原を楽しんでほしいです。


取材協力:写真提供 Seth McAlliste

<S>

関連記事