なぜなら これからのブログが「きのこ」「温泉」「おやき」「薪割り」「お散歩」なんかが続く予定なので、女将は考えて考えて何にもないので大女将から聞いた話をすることにします。
「御池」に棲む龍
むかしむかし、御池には龍神様が棲んでいて、水の入る川もなければ水が流れ出る川もない「御池」をいつでもきれいな水で潤していました。
ある晴れた日、年老いたクマが最後の力を振り絞り水を飲もうと「御池」にやってきて、息絶えました。
龍神様は突然の不浄の出来事にΣ(・□・;)(# ゚Д゚)怒り、乗鞍岳の権現池に行ってしまいました。
その年は雪も降らなければ、雨も降らず、作物は生育しそうもありません。
困った村の人は、行者様にお願いしてみることにしました。
行者様は、下の村に住む行者様を10人集めて、何日も火を焚き祈りました。御池・三本滝・摩利支天いくつもの行場を乗鞍岳に向かって進んでいきます。権現池についた時には、大仕事にげっそりやせ細っていました。
10人の行者様が力尽生きて倒れてしまうと、権現池の中から霧がわき、龍神様が現れ
「皆に祈ってもらい、御池の汚れも落ちたようです。このようなことがおきないよう、池に父「スサノオの命」を祭る祠を建ててください」
と伝えると消えてしました。
行者様はすぐに山を下り、村人と祠を立て「スサノオの命」を祭りました。
乗鞍岳から紫色の雲が御池に伸びると、雨が降りだしました。
龍神様が戻られたのです。
この龍神様は、「権現池」「御池」そして「諏訪湖」を守っています。
のりくら高原には、頭が「権現池」 お腹が「御池」 尾が「諏訪湖」にあると言われています。
しかし、諏訪に行くと逆で頭が「諏訪湖」尾が「権現池」にあると伝わっているそうです。
(参考 安曇村の民話)
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数年前、御池に年老いたイノシシが死んでいました。
暑い日が続いたり、全国的に水の被害があったり、龍神様の怒りなのかしら?と思う女将でした
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今年ももうじき 御池の紅葉がきれいになります。
御池の前に立ったなら、龍神様の伝説を思い出してみてください。いつもと変わった御池に見えることでしょう。
では、クエスチョン。
1 乗鞍岳の最高峰はなに? A奥の院 B剣ヶ峰 C大日岳
2 乗鞍三滝の中で一番落差が大きい滝はなに? A三本滝 B善五郎の滝 C番所大滝
3 のりくら高原の情報を伝える女将さんが書いているブログはなに? Aのりくら観光協会女将ブログ Bのりくら女将のとれたて情報 C乗鞍観光女将のおすすめブログ
4 「あのこかわいや」さて意味は? Aあの子可哀そう Bあの子可愛い Cあの子丸々している
5 釜場に棲んでいるものはなに? A白い大蛇 B大岩魚 C河童
すべてわかれば、乗鞍通ですね。
わからなければ、乗鞍に来て聞いてみてください。
大女将がいるお宿や昔から住んでいる人に聞くとわかるかも。
のりくら高原では「~山暮らしのお裾分け~秋」を開催しております。
参加施設のスタッフさんとコミニケションを取る材料にしてください。
問題を知らなくても、ほかのことを教えてくれますよ。
のりくら高原の秋を楽しむ1つに加えてみてください。
明日から三連休です。
お天気が悪くても、温泉やおいしい秋の味覚に地酒やワイン、落ち葉拾いに、霧雨に煙る紅葉、雨のベール、など存分に秋ののりくらを楽しんでください。
お待ちしております。
写真提供:アン
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