「センタクする温泉ポスター」のデザイナーに聞く 1回目

女将

2018年01月26日 08:00

のりくら高原の温泉の新しいポスターをご存知ですか?
女将の、お気に入りなんです。

そこで、デザインを担当した「紋子さん」にインタビューしました。
言葉を素敵に操る方で、あこがれていました。 ちょっとドキドキ!
その内容を今日から3回に分けてお送りします。

女将:
こんにちは、素敵なポスターをデザインしてくださってありがとうございます。
ブログなどで、優しい自然な文章やイラストが印象的でお話を聞けて嬉しいです。
では早速ですが、今回温泉ポスターの作成を手がけた経緯を教えてください。



紋子さん:
乗鞍のプロモーションを数多く手掛けているSさんから声をかけてもらったことがきっかけです。
私自身、乗鞍には約2年前に移住してきたのですが、移住前から個人で「MON DESIGN」という屋号でグラフィックデザインの依頼を受け、印刷物のデザインを中心に仕事をしていました。

乗鞍に来てからも、その仕事は続けていたのですが、これまでに手掛けた私のデザインワークを見てくれていた彼が、「ちょっと面白そうなデザインができるんじゃないかな」と思ってのりくら温泉郷の広報部長に紹介くださり、私に声をかけてくれたのではないかと思います(笑)

女将:
紋子さんのデザインは自然体で、
のりくら高原の温泉と相性がよさそうです。
Sさんもそうですが紋子さんものりくら高原に移住されましたが、長く住んでいる私たちが気が付かない良さを知っていらっしゃると思います。
初めて乗鞍高原の温泉に入った時はどんな印象でしたか?


紋子さん:
初めて乗鞍高原の温泉に入ったのは、約2年半前、まだ移住する前のことで、ゲストとして宿泊したときですね。
秋の紅葉が盛りの頃で、高原内が紅葉に彩られ、とっても美しかったのを覚えています。
ただ、温泉だけを切り離して考えることは、ちょっと難しいなと思うのです。きっと、私の中では温泉も自然の一部という感覚だからでしょうか。

色鮮やかな木々に心が震えるのを感じたり、高原内を散策したときの気持ちよさであったり、乗鞍岳が池に映りこむその様子にうっとりしたり、滝を見て心あらわれたり……。そんなこんなで、たっぷり乗鞍の自然を満喫した後に入る温泉は、とどめの一発という感じで、もう、最高の心地よさなわけです。
感動したり、癒されたり、力をもらったり、ワクワクしたり、ホッとゆるんだり……。

温泉も含めて、乗鞍の自然には、私にとっての心地よさが、全てある!と感じました。
そして、乗鞍の春夏秋冬を全て味わいたいな、とも。



女将:
温泉も自然の一部という考えは目からうろこです。
『自然を満喫した後に入る温泉は、とどめの一発』
言葉にしていただくとよくわかります。女将も一緒です。入った時に気持ちよくて「わ~~」って声が出ちゃいますよね。



明日は、この心地よさがどうポスターに反映されているのかについてもっと掘り下げて聞いてみました。
紋子さんの言葉の魔法にかかったような ゆるゆるする感じを、お楽しみに。

<S>

今回の続きは下記をご覧ください
「センタクする温泉ポスター」のデザイナーに聞く 2回目
「センタクする温泉ポスター」のデザイナーに聞く 3回目





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