たくさんの魅力的なトレッキングコースを持つ
のりくら高原ですが、、、
全体的に
トイレが少なく、散策されるお客様にご不便をおかけしています。
1箇所でも多くのトイレ設置を望みますが、正規のトイレを設置するには多大な費用がかかること、気象条件が厳しくメンテナンスが難しい などの理由から、
携帯トイレの設置を推進しています。
担当しているのは、観光協会の中に組織された
「トイレプロジェクト実行委員会」のメンバーです

こちらが
携帯トイレを利用するための専用ブースです。
設置のための力仕事は、プロジェクトメンバーの頼もしい男性陣がパワーを発揮しています

ブースの中はこんな感じになっています。
便座となる簡易イスが置いてありますが、
そのまま利用はできません
このイスに携帯トイレのビニールシートをセットして、薬剤を入れます。
とても簡単ですよ〜!もちろん、初めて高原に設置する時に 女将たちは体験実証済みです!^^! 匂いも全く気になりませんので、これなら安心です

使い方については、日本語表記では設置当初より掲示してあったのですが、海外からのお客様も散策を楽しまれることが増えてきましたので、先月より英語版の"HOW TO USE" の掲示もするようにしました。イラストも分かりやすくて可愛いでしょ〜?

最近は 災害対策や行楽地への渋滞対策として常備する方も多い携帯トイレですが、散策のためには持って来なかったわ〜

なんて方も大丈夫です!
ブースの中で販売もしていますので、ご利用くださいね。
※マップをクリックすると、PDFが拡大表示されます。
この周遊バス散策マップには、高原内の観光ポイントや散策ルートと共に、
普通トイレと
携帯トイレの設置箇所が記載されています。
丸いオレンジ色のトイレマークに
「携帯トイレ専用」と書かれているのが、今回ご紹介した携帯トイレブースです。
設置箇所は、現在下記の
5ヶ所です。

一の瀬園地・大カエデ入口ゲート~水芭蕉群生地
※ゲートから真っ直ぐ伸びる砂利道を群生地方面へ進むとあります

どんぐりの径
※善五郎の滝駐車場~善五郎の滝へ向かう途中にあります
10/1現在利用できません

牛留池周遊コース
※あづま屋と池を挟んだ反対側にあります

子りすの径
※かもしかゲレンデ下部(三本滝駐車場向かい)~孫市平分岐~東大ヒュッテ口バス停を結ぶ子りすの径で、孫市平分岐から展望台方向に進むとすぐあります

摩利支天バス停付近
※バス停から登山道に少し入った所にあります(木の橋を渡ってすぐ)

使用済み携帯トイレ(処理袋)は、お持ち帰り頂くか、
観光センターにある「観光案内所」の横にある
携帯トイレ専用回収Box までお持ち頂くようお願い致します。

トイレプロジェクト実行委員会では、他の地域でも取り組みも参考にしながらプロジェクトを進めています。
今年はメンバーが富士山の五合目まで足を運んで、現地の取り組みについて、視察研修をしてきました。富士山でもトイレの問題は深刻であり、携帯トイレの配布を行ったり、その利用状況や問題点を洗い出して、対策に取り組んでいらっしゃいます。
富士山と乗鞍では、環境だけでなく来訪者の数や季節、トイレの設置状況などの違いがありますが、勉強になることが多々ありました

そして来月8月、のりくら高原ではトイレに関するアンケートを実施することになりました!
携帯トイレを取り扱っている宿泊施設などに用意された
アンケート用紙にご記入いただき、提出していただくと、携帯トイレ「ほっ!トイレミニ」を3個セットでプレゼント致します

登山や散策に携行したり、災害用の備えとしてご利用いただければ幸いです。
※アンケートは、プレゼントがなくなり次第終了しますので、ご了承くださいませ
以上 乗鞍での携帯トイレに関する取り組みをご紹介致しました。
携帯トイレおよび専用ブースの正しいご利用、アンケートへの参加など、皆様のご理解とご協力を どうぞ宜しくお願い致します
<アン>