3000mに女将が挑む!(中編)

もうじき7月なのに、まだまだ雪が多い乗鞍岳
3000mに女将が挑む!(中編)

大雪渓・肩の小屋口バス停から30分かけて登り切った女将。
(スキーヤーは1日に何度ここを登るのでしょう?)

一息ついてアイゼンを外しました。
するとそこには、早々と高山植物が可憐に咲いていました。
3000mに女将が挑む!(中編)
見応えのする花 ハクサンイチゲ

3000mに女将が挑む!(中編)
形が可愛い コメバツガザクラ

3000mに女将が挑む!(中編)
4枚の花びらが可愛い ミヤマハタザオ

3000mに女将が挑む!(中編)
色違いの ヤマガラシ

そうそう ヤマガラシにそっくりな花ハルザキヤマガラシが高原で増えています。
困ったことに外来種なので駆除します。
もし、ハルザキヤマガラシがウドのように美味しく食べられる山菜なら・・・
作業も、減るのにと思う女将でしたicon10


肩の小屋はまだ冬囲いの中です。
トイレは下のバス停の横と肩の小屋の横にあります。
チェックをしてお客様にご案内。

肩の小屋から左手は山頂に向かうガラ場。
3000mに女将が挑む!(中編)

右手は畳平に向かう登山道。残雪なし。

3000mに女将が挑む!(中編)
もちろん 今日はこっちicon06
標高2800mということを忘れるようなきちんと整備された登山道です。

歩き安くて嬉しいface01

国立天文台乗鞍コロナ観測所や宇宙線研究所などの施設があり、整備されたのでしょう。
この道、車も走るんですよ。今日も3台ほどスレ違いました・・・ここ乗鞍高原?と錯覚しそうです。
3000mに女将が挑む!(中編)
が、登山道右下。眼下に見えるのは乗鞍高原とバスで通った道でした。
なんとなく優越感icon06

足も心なしかウキウキ。
登ってきたかいがありました。
エメラルドグリーンの不消ケ池(きえずがいけ)。
3000mに女将が挑む!(中編)
なぜ、雪が溶けてこの色になるのでしょう?

水が澄んで残雪を映していますicon14
この池には、どんなに日照りが続いても池の水は枯れないとの言い伝えがあります。
畳平の施設はここを水源としています。
もちろん、立入禁止。

もう一箇所立入禁止の場所発見face08
残雪のため閉鎖しているのでしょう。困ったface10
3000mに女将が挑む!(中編)
ここの階段を降りて、お花畑に行くつもりでした・・・・どうしよう

仕方ない、畳平の駐車場を経由してお花畑に行くことにします。
下の写真の左側から行きたいのですが通行止め、右側から中央の円形の木道「お花畑」に行きます。
3000mに女将が挑む!(中編)

時間はすでに、9時15分。
帰りのバスは10時54分、予定も変更したし急がないと・・・・・

でもでも、花好きの女将の前に またしても可愛いやつ・・・・
やっぱりりここは、撮影するしかないでしょう。
3000mに女将が挑む!(中編)
高山植物の女王 コマクサ
もうじき開花です。

ここにも・・・
3000mに女将が挑む!(中編)
コイワカガミ・・頑張って咲いてます。

3000mに女将が挑む!(中編)
イワツメクサ・・・風に揺れてます

3000mに女将が挑む!(中編)
キバナシャクナゲ・・・きれいな色です
もう・・・嬉しすぎ!!
この雪の中、高山植物は頭になかったのに、こんなに咲き始めています。
今年は、1,2週間早いでしょうか。

3000mに女将が挑む!(中編)
鶴ヶ池についたのは9時25分
畳平を9時40分に出発しなければ帰りのバスに間に合いません。

この後もアクシデントが襲います。
果たして、女将は10時54分発のバスに乗車できるのでしょうか?
3000mに女将が挑む!(後編)に続きます。
お楽しみに!




Posted by 女将. at 2015年06月26日01:44