先日のAコースの後半です。メインは梓水神社です。

女将おすすめAコースは前半 池や水を楽しめるコースですが、後半はのりくらの古くからの神様を巡るコースになっています。

梓水神社の鳥居です。
大木の日陰が参道になっているので夏でも涼しいです。
参道を歩いて行くと右に幾つもの祠があります。

「地組」という同姓が集まった仲間の祠です。
昔から乗鞍に多い苗字は、斉藤・奥田・筒木・奥灘・良波などです。
自分のルーツを探るには・・・・この地組の歴史から紐解いていきます。
女将も、祖先がどこからこの地に移り住んだのか、知りたい気もします。
手を合せて先に進みます。

この小川は、女将がいつも足を止めるところです。
小さいのですが、好きな小川です。
向こうに見えるのが第二の鳥居です。
鳥居の奥の階段を登り切ると

やっと、梓水神社が見えます。
昔の文献に 西暦700年代にこの神社の名前が記されています。
歴史を感じますね。
現在ある祠は 昭和18年に再建されたものです。
彫刻が繊細で美しいものです。

9月には、例祭が開かれます。
祠の横にも、幾つもの祠があり複数の神様が祀られているのです。
一番古い神様は、これから行く第三の鳥居の奥です。

残念ながら雲が多く乗鞍岳が見られませんが、晴れているとこの鳥居の中に乗鞍岳を望むことができます。
この鳥居の奥に憑代(よりしろ)と呼ばれる、神様が降り立つとされる岩倉があります。
ここから見える乗鞍岳を神として崇めたのではないかと考えられます。
古くからの民間信仰です。
が、ここから見る乗鞍岳は、やはり神々しく見えます。
そしてコースは初めの「御池」へとつながり、「ふれあいパーク」でゴールとなります。
詳しくは、神社と池めぐりコース へ
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