

講師は、信州ワシタカ類渡り調査研究グループの久野公啓さん

タカの渡りで有名な白樺峠でテント生活すること人生の半分!これにはビックリです

今回の講演では【白樺峠で出会ったいきものたち】と題して、調査活動中に撮影されたとっておきの画像や映像をご紹介頂きました。
その一枚一枚がとても興味深くて、驚きと可愛さに女将は写真を撮りまくり

講師の久野さんに許可を得ましたので、ご紹介したいと思います。
久野さんも魅せられたという「ハチクマ」は鷹の種類ですが、蜂の子が大好き

ハチクマ、名前の由来でもあります。
そして蜂の巣をくわえているハチクマさん。

ハチクマが蜂の巣を見つけてお食事して、場を去ったあと、熊さんがやってきます。
掘る!掘る!掘る!ひたすら掘ります

当然、蜂の逆襲を受けて、全身蜂だらけ


人間が刺されたらアナフィラキシーショックというアレルギー反応を起こして大変な事になるけど、熊さんは大丈夫なのかしら・・・

痛くないのかしら、、なんて考えてしまいましたが、熊さんもやっぱり何かしら感じるようで、このあとの映像では、狂ったように体中を地面にこすりながら、それでも蜂の巣をGETしたいのですね

その様子がとてもおかしくて可愛くて、会場も大盛り上がりでした。
結局、巣を取り出し、完食!
そのあと、ちょっと席を外していたハチクマさんが戻って来た時の「蜂の巣あったよね?確かにあったよね?え???」という表情がまた可愛いのなんのって

お見せ出来ないのがとても残念です

ちなみにハチクマは蜂に刺される事もあるけれど、基本的には刺されない?
それはなぜか、、、謎なんだそうですょ。
それとハチクマは蜂を食べたあと、こするなどして必ずくちばしを掃除するんだそうです。
その様子も可愛かった~

森の水場にはたくさんの生きものたちが次から次へと水を飲みにやって来ます。
タヌキ、まむし、たくさんの鳥たち

もちろん、熊さんも!
お風呂のように浸かって寝てしまう姿がとても可愛いです。

そして興味深くてとても可愛かったのがフクロウです

チュッ


なんとも愛くるしい水浴びの様子はこちら

テントのある調査地では、なんと鳥さんが

ヤマガラが鈴をくちばしで鳴らすときはエサをちょうだい!って催促しているんだそうです。

鳴らすとクルミがもらえるってわかっている、、、お利口さんです。
ゴジュウカラはひまわりの種が大好き♪
驚きなのは、調査員のかたが「待て!」と言えばわかるそうで、ちゃんと待つことが出来ます。
アカネズミもお友達らしいです

なんと、手にのってひまわりの種を食べます。

そしてそのあと、口の中に入れた種を一目散に隠しに行きます。
更に、そばにある枯れ葉をくわえて何度も何度もエサの在りかを隠そうとします。
その様子がとても可愛いのです。
他にも興味深いお話しがたくさんありました。
お伝えきれないのが残念です

もっと知りたい!というかたは、講師の久野さん、本も書かれています。
詳細はこちら
また、乗鞍自然保護センターでは、シーズン中は、自然観察会や今回のような講話なども開催されます。
今シーズンは、11月15日(日)で営業は終了、冬季閉館に入りますが、今週末14日(土)には「地酒フェスタ」が開催されます。
同じ、観光センター駐車場にありますので、自然保護センターにも是非立ち寄ってみて下さいね〜

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