ようやく


9月1日、観光センター4:10発 寒い!
あたりは真っ暗、空を見上げると星がめちゃめちゃキレイでした




このところ 朝晩 とても冷え込んでいる乗鞍高原です。
この日、女将は冬装備で臨みました

手袋も持って行き、大正解

畳平周辺で、気温3度、日の出の時刻は5時20分ごろ。
日の出時刻が早い7月~8月は、バスを降りても真っ暗ですが、
今の時期は、バスが森林限界に達する頃には、既に空が赤く染まり始め、
あたりは明るくなります。
日の出を待つ時が一番寒いので、ダウンジャケット、帽子、手袋などで、しっかり防寒対策を

さて、ご来光を見る時、女将はいつも、ご来光専用の臨時バス停「県境ゲート」で下車し、バス停目の前から大黒岳へ登ります。
大黒岳入口の反対側にある富士見岳に登ってご来光を見るかたも多いですね。
大黒、富士見 どちらも10~15分ほどで登ることが出来ます。
山を登らない場合は、「大雪渓・肩の小屋口」バス停、又は、「県境ゲート」バス停付近でも見る事が出来ます。
注) バス終点「畳平」では、見ることが出来ません。
女将もバスを降りて、のんびり 大黒岳へ

オレンジ色がどんどん濃く染まっていく様は、なんとも言えないワクワク感が

そして ついに!

感動の瞬間、きょうも新しい一日の始まりです

皆さんも余韻に浸っています

雲海の向こうに見えるのは、槍・穂高の峰々。

ご来光を見たあと、折返しの「乗鞍岳ご来光バス」に乗って下山すれば
お宿の朝食にも間に合います。
女将は、朝ごはんを用意してきたので、そのまま天空さんぽ

お山はすっかり秋でした。
大好きなトウヤクリンドウが、いーっぱい咲いていました


他にも、畳平周辺では、イワギキョウ、ミヤマアキノキリンソウ、コウメバチソウが咲いています。
そして驚くことに、大黒岳や、富士見岳斜面などでは、
見頃は終わっていますが、コマクサが多く咲き残っていました。
県境から肩の小屋へ向かう登山道からは、まさに天空さんぽの醍醐味を味わえます


この日は、いつもよりもホシガラスがたくさん飛んでいたように思いました。

この時期、ホシガラスにとっては一番忙しい時でもあるのでトーゼンかも

その証拠に?ホシガラスの台所を発見


ホシガラスは、一定の場所にぼっくりを運んで食べたり、貯えたりします。
先程見かけたホシガラスも、ハイマツのぼっくりを突いていました。
肩の小屋~大雪渓・肩の小屋口バス停へ下りる登山道では
たくさんのチングルマが秋の姿になっていて、秋の風に綿毛がそよそよと揺れていました


バス停まで降りて、振り返り見上げると、例年よりめちゃめちゃ少ない雪渓

フツーなら万年雪、雪が消える前に新しい雪が重なっていくわけですが・・・


いずれしても、季節の巡りは早いです

あの斜面が白くなる日も、そう遠くないでしょう。
大雪渓肩の小屋口バス停付近では、既に ナナカマドの実が真っ赤に色づいていました。

高原からも見て取れる乗鞍岳の斜面が彩られる秋、見逃さないようにしなきゃ!!









あと、17回となりました。

観光センター4:10発となりましたので、お間違えのないようご注意ください。
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