乗鞍岳情報いろいろ〜ヽ(^。^)ノ

7月1日に乗鞍エコーラインの冬期閉鎖が解除され、「乗鞍山頂(畳平)シャトルバス」が運行されていますface02

20170706シャトルバスアン
台風の通過などで一時運休となった日もありますが、順調に日々運行しています。
女将もicon01の日を狙って、今シーズン初のシャトルバス乗車を体験してきました〜icon16
観光センターの駐車場には乗り場が新設されて、雨と日除けができるようになりました。

20170706バス停1アン
その乗り場で新しくなったものがもう1つ、このバス停です〜icon12
ご来光を表現したようなカラフルな図柄、ワクワクする天空へのバス乗車になりそうな気分です♬

20170706雪の壁アン
シャトルバスに乗って、わずか50分ほどで、天空の畳平に着いてしまいますが、
バスからの車窓もぜひお楽しみくださいね。位ヶ原一帯の新緑が眩しい中を走り抜けた後、エコーライン4号カーブでは、こんなに高〜い雪壁が待っていますface08
7月になっても、まだこれだけの雪が残っている光景に、地元の人もちょっとびっくりなんですよ^^

20170706タカネザクラアン
雪の壁のすぐ近くには「タカネザクラ」が咲いていましたよicon12
エコーラインの上部は、ようやく春がやってきたんですね

20170706富士見沢と穂高アン
大雪渓下を通過して、畳平が近づくと、富士見岳の斜面にもまだ雪が残っていました。
その向こうに穂高が見えると、もう「ヤッホ〜〜〜♪」と叫びたくなっちゃう気分ですicon22

20170706バス停2アン
その先、県境に今シーズン新設されたバス停がこれです!
その名もズバ〜リ「標高2716m」ですicon09
日本一標高の高いところにあるバス停として、雷鳥の親子が型取られたこのバス停を皆さんに可愛がっていただけたら嬉しいですhealth
昨シーズンまでは、早朝の「ご来光バス」に乗車した場合のみ降車が可能でしたが、現在はのりくら高原から畳平へ運行される全てのバスで降車が可能です。
大黒岳や富士見岳にすぐ登り始めたい方には、とても便利なバス停です。

net降車専用のバス停であることは変わりませんので、ご注意くださいねface06


20170706畳平アン
もちろん、最終降車地である「畳平」バスターミナルまでご乗車いただくこともできます。ここにも新しくなったバス停があるんですよ。。。ヽ(^。^)ノ
「標高2702m」とその日の年月日の表記がありますので、記念撮影するのもお薦めです!


20170706バス停3アン
降車専用のバス停は、一番奥にあります。
お花畑のマークが描かれています。ここに降り立った殆どのお客様が「お花畑」を散策されますので、まさにぴったりの図柄ですねvolunteer


20170706バス停4アン
のりくら高原へ下山する方が乗車するバス停はこれです。
日本カモシカが描いてありますよhealth

20170706バス停5アン
岐阜県側へ下山する方が乗車するバス停はこれです。
夏毛になった雷鳥さんの親子が描いてありますface05

netご乗車の際には、それぞれの行き先を間違えないようにお気をつけくださいね。
 アナウンスが流れますので、バス停の番号と行き先を確認して乗車しましょうface01


では、天空の残雪や登山道の様子をご案内しましょう。
7/6(木)午前中の状況です。

20170706お花畑アン
<畳平のお花畑>
お花畑には雪は全くありませんでしたが、バスターミナルから降りる階段にまだ雪があり、通行止めになっています。もうすぐ除雪されて利用可能になるようです。

20170706富士見岳と登山者アン
<畳平周辺の峰>
畳平のバスターミナルから手軽に登れる峰として、「魔王岳」「大黒岳」「富士見岳」がありますが、いずれも登山道の残雪は消えて、ご利用いただくことができます。
標高2700mを超える頂きからの絶景を満喫してくださいねicon12

net道は整備されていますが、高所での運動となりますので、登りも降りも動作はゆっくりと、足元を1歩1歩確認し、怪我のないようにご注意ください。

20170706肩の小屋への道アン
<肩の小屋への道>
作業車両なども通行する砂利道で、歩きやすくなっています。
山頂剣ヶ峰が見えてくる辺りでは、例年よりも高い雪渓の壁が残っていますface08
丸印の箇所は、剣ヶ峰への登山道の途中で残雪がある区間です。

20170706朝日岳残雪アン
<山頂 剣ヶ峰への登山道>
丸印を拡大した画像です。肩の小屋から山頂への登山道で、残雪のある朝日岳直下の区間です。その日の気温や雪の状態、時間帯によって、状況は変わります。
山頂付近では朝晩の気温は一桁になることもありますから、氷のようにツルツルになってしまう可能性も。転倒、滑落、踏み抜きなどにご注意くださいface07

20170706大雪渓下アン
<肩の小屋〜大雪渓・肩の小屋口バス停の登山道>
この区間の殆どが、まだ雪に覆われていました。
赤い点線のあたりが本来の登山道ですが、雪が融けて道が露出しているのは、一部だけです。登りも降りも、雪渓歩きに慣れた方以外はお薦めできません。状況によっては、軽アイゼンやポール(ストック)などが必要になることもあるでしょう。

20170706肩の小屋下登山道アン
女将は一年中乗鞍に住み、雪上歩きに慣れてはいますが、ここは特に気を引き締めて歩きました !^^!
大雪渓でスキーを楽しむ皆さんの横をザクザクと踏みしめながら下山してきましたが、雪渓の向こうに見える位ヶ原には、ダケカンバやウラジロナナカマドの新緑が広がる美しい光景icon12 時々立ち止まっては シャッターをきりましたtrip02


最後に、この日に出会った高山植物たち。。。
20170706ハクサンイチゲアン
「ハクサンイチゲ」
畳平の鶴ヶ池の周囲で開花が進んでいます。

20170706コマクサアン
「コマクサ」
富士見岳や大黒岳、魔王岳で小さな蕾が出てきています。
一部はこんな感じで咲き始めていますので、これから続々と咲き揃うことでしょう♬

他にも、「キバナシャクナゲ」「ミヤマキンバイ」「コイワカガミ」「アオノツガザクラ」「ミヤマキンポウゲ」「ミネズオウ」「ミヤマハタザオ」「ヤマガラシ」「ショウジョウバカマ」「イワツメクサ」「イワウメ」などを観察することができましたが、まだ開花は始まったばかりで、これからが見頃になります。


山頂付近に咲く高山植物の情報は、お花に詳しい先輩女将の解説をご参考にどうぞ!
2017/07/04
高山植物に想いを馳せ 梅雨を乗りきろう!!
,,,以前の高山植物の写真を見ながら今年は、どの花に会いに行こうかワクワクしてます花の名前を、そろそろ確認しな…



<アン>



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Posted by 女将. at 2017年07月07日20:10