乗鞍岳の紅葉劇場が始まりました
昨日9月21日、午前中の様子をご紹介します。
うっかり女将は朝寝坊して 第1便に乗り損ね、7:00観光センター前発のシャトルバスに乗り込みました
さあ〜爽やかな1日のスタートです
降車したのは、もちろん「標高2716m」バス停です
今シーズン設置されたこのバス停は、標高と日付が表記されているので、記念撮影にピッタリなんですよ 今日も山麓には雲海が広がり、天空にいることを実感できるハッピーな日でした♬
朝8時頃の気温は8°Cでしたが、風が強かったので、体感温度はもっと低く感じました。この時期、防寒対策は必須です ジャケットだけでなく、冬用の帽子や手袋なども念のためご持参くださいね
バス停から畳平の駐車場に向かって、鶴ヶ池の畔りを歩いていくと。。。
女将が大好きな秋のお花「トウヤクリンドウ」がまだ頑張っていました
朝日が差し込むと、まるで行灯のように輝いて見えました✨
今回は山頂剣ヶ峰には登らず、手近な魔王岳に登ってみると。。。
こんな絶景が待っていました!
畳平から平湯方面へ続く乗鞍スカイラインの向こうに北アルプスの峰々の大展望
ほんの20分ほど登っただけで、素晴しい景色を楽しめるんです〜いいでしょう?!
魔王岳の登り口には、まだ「コマクサ」が咲き残っていてビックリです
過酷な高山帯で生きる植物は本当に強いです!美しさだけでなく強さも"女王"ですね
続いて畳平のお花畑へ。。。
お花の見頃は終わっていますが、草紅葉が綺麗でした!
そして木道の改修工事が行われていました。いつものように1周回ることはできませんが、工事区間を除く部分を往復することはできます。
工事のお知らせは こちら をご覧ください。
畳平で"天空"を堪能した女将は、位ヶ原山荘までエコーラインの車道を歩いて行くことにしました。
2号カーブと3号カーブの間の斜面を見下ろすと、こんな感じです。
紅葉は始まったところで、まだ色合いは淡くて優しい雰囲気です。
これから色濃く、発色も良くなるといいですね〜
もう少し進んで振り返ると、富士見岳の斜面の紅葉と穂高が一緒に眺められるオススメのビューポイント 女将が初めて紅葉散策に登った時からのお気に入りの場所です^^
因みに、この斜面を下の位ヶ原山荘前から見上げると、こんな感じです。
紅葉のピークになると、斜面全体がダケカンバの黄葉で黄金色に輝きますよ〜
この日は気持ちの良いサイクリング日和 多くのサイクリストさんとすれ違いました。
声も掛けられないほどの本気モードのヒルクラマーさんから、まったりと景色を楽しみながら登るおじさままで。。。それぞれの秋の休日を楽しむ姿が素敵でした
3号カーブ付近から見下ろす位ヶ原
まだハイマツの緑色が圧倒的で、ナナカマドの赤やオレンジ色が点在している程度です。
大雪渓の下から登山道に入って、宝徳霊神 祭祀場 の前を通過すると、
秀綱霊神様がミヤマダイコンソウの草紅葉に囲まれていました。
まるで周囲に花が咲いているようでした*\(^o^)/*
この短い登山道の区間の中で、祭祀場の辺りから宝徳霊神バス停までの区間では、足元にチングルマの綿毛が綺麗に残っていました。残雪が多い場所なので、毎年他の場所よりも遅くまで楽しめます。
そして、エコーライン沿いで紅葉の撮影ポイントとして最も人気がある11号カーブ。
カーブの内側、外側、共に色づきが始まっています。
少し離れた高天ヶ原方向の斜面を眺めると、すでにピークと思われるような発色の木もありましたよv(^o⌒)-☆
車道を歩いていると、時々こんな感じのウラジロナナカマドがあります。
来週には、きっと綺麗な紅葉に目移りしてしまうようなピークが訪れることでしょう♬
ご覧いただいたように、乗鞍岳の紅葉劇場はいよいよ本番を迎えます
この後は、日々色づきが進んで行くことでしょう。朝一番と夕方でも変化を見てとれる など、色づきの進み具合を実感できるような日もあります。
のりくら高原にお泊りになって、ぜひじっくりと秋の紅葉散策をお楽しみください。
宿泊予約もお待ちしております
山頂付近の紅葉については、公式HPの「乗鞍岳の紅葉」ページをご参照くださいね。
<アン>