5月17日 標高1300m 午前10時過ぎの気温は 18℃
午後からは雨予報みたいですが、今は雲の切れ間から太陽が顔を覗かせています
一之瀬園地奥の女小屋の森の水芭蕉も、まだ綺麗な状態で楽しめますよ~~っ(*'▽')
(写真提供:ずくなしコウモリさん)
さて、2月に投稿しました、冬の乗鞍高原を楽しむための服装のアドバイス記事↓
2017/02/19
ワタシの予想に反して
ページビューの数もけっこう高く、『ナガブロ』 でのブログランキングも一桁だったんですヨ~~(/ω\)
➡意外とニーズがある記事なのかな??
と、いうことで
女将の服装指南 第二弾!!
今回のテーマは、”春の乗鞍高原を散策する”
デス(^^)/
※いきなりお店を訪れた私のお願いを、快く聞いて下さった 店長の 吉田 様
付きっきりでお店の中の商品を選んで頂き、詳しく的確なアドバイスを下さった 副店長の 福沢 様
この場を借りて、お礼を申し上げます。
先輩の女将さんに紹介して頂き、
「山歩きの男性用の服装のコーディネートのアドバイスを下さい!!!」
事務所までお借りしてしまい、コーディネートして頂いた写真を撮らせて貰いました<m(__)m>
まずは上半身に着る服 ( トップス ) から
・肌と直接触れる服 ”ベースレイヤー” には、ウール混の半袖Tシャツをセレクト
➡ウールと聞くと、秋から冬にかけて活躍するイメージがありますが、吸湿性に優れているため、運動中に掻いた汗が冷えても冷たく感じにくいメリットがあります。
ウール100%でなくても、その効果は十分発揮します
・アウターには、軽めのウィンドブレーカーをチョイス
➡Tシャツのみだとまだまだ寒い乗鞍高原。軽い羽織りものがあると便利です
・効果的な日焼け対策は、帽子+日焼け止め
➡ 標高が高くなるにつれ、カラダに受ける紫外線は強くなります。
特に首筋と耳は、日焼けしやすいばかりでなく、日焼けクリームを塗り忘れがち…
首までしっかりと覆えるような、ネックカバーが付いている物(着脱式が便利)がベストです。
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続いて、下半身に着る服 (ボトムス ) です
・インナーの臭い対策には、ウールの下着を
➡下着類は、一般的にはナイロンで出来ている製品が多いようですが、ナイロン製品は臭くなりがち。
対してウールの製品は、臭くなりにくい特徴があり、『ずいぶん違いますよ( 福沢副店長 )』
・サポートタイツで、膝・腰の疲労を軽減☆
➡サポートタイツは、幅広い価格帯の商品が売り場にあります。サポートされる個所が増えるに従って、値段も上がっていきます。
春先はズボンの下に履いても O.K. 夏などは、ハーフパンツに合わせる STYLE も、最近は一般的になってきていますね
・ズボンは、ポリエステル or ナイロン製品でストレッチの効いたものを
➡ストレッチが効いたズボンならば、足の上げ下げが楽チン☆
また、晴れていても、散策の最中に朝露などに濡れた草木で、足元が濡れることもしばしば。
ナイロン、ポリエステルは吸湿性が低く、濡れてもスグに乾く特徴があるため、快適なウォーキングを楽しめます。
・靴下は、クッション性に優れた中厚手のウールが、ベスト
➡ナイロン、ポリエステルは速乾性に優れていますが、汗を吸いにくい特徴も有します
汗を吸いやすく(=吸湿性に優れ)、臭くなりにくいウール製品の靴下であれば、山小屋泊りといった、何日も洗濯ができない環境でも快適(^^♪
靴下は薄手の製品を好む方も多いでしょうが、薄い分だけ生地も少なくなるため、クッション性に乏しくなります
・靴は、軽めの散策ならばローカットでもOK
➡写真はハイカットの靴ですが、一之瀬園地や善五郎の滝といった、高原内の比較的標高の低いエリアであれば、ローカットの靴で大丈夫です。
対して、足首まで保護された靴であれば、不安定な道でも、くじけにくく、安定した歩行が可能です
以上のことを踏まえて、レディースはこういうコーディネートも楽しめますよ♪
・やや長い距離を歩く時には、サポートタイツがおすすめ。膝への負担軽減と、歩きやすさが◎
・写真はハーフパンツですが、藪の中を歩くときは長ズボンの方が足の怪我を防いでくれるので、おすすめです。
・靴下は厚め、靴は登山シューズだとクッションも効いてて、ちょっとぬかるんだ道でもぐんぐん歩けます。
・5月6月といっても、乗鞍高原はまだ肌寒かったり、日陰はひんやりしたりするので、ウィンドブレーカーがあるとすぐ脱いだり着たり調節ができるので便利です。
・日除けにつば付きの帽子と襟付きシャツ。意外と首が日焼けするので、襟付きか、マフラータオルなんかがあるといいですね。
・あとはサングラス!長時間しかめっ面はツラいですから(笑)。
<写真・コーディネート協力: 福沢副店長 きくちゃん>
実際に山歩きに行かれる際には、ぜひ参考にしてみて下さいね。
これからの時期は、「動きやすい」・「汗を吸いやすく、匂わない」・「日焼け対策」を念頭に
機能的でお洒落なアウトドアスタイルに身を包んで
乗鞍高原を楽しみましょう+.(o´∪`o)゚+.゚
(しょうこ)